【音に恵まれた漢!】木村昴はドイツ系ハーフ!ジャイアンの声はオペラ歌手と声楽家の間に生まれた才能!

両親がそろって音楽関係者という音に恵まれた環境に生まれた木村昴さんは、ドイツ系ハーフです。

 

『ドラえもん』のジャイアンとしての地位を築き、大河ドラマにも起用されるようになった超・注目株の木村昴さんの家庭環境についてご紹介していきたいと思います。

木村昴はドイツ系ハーフ!

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NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)では以仁王、『どうする家康』(2023年)では渡辺守綱と時代劇でも活躍している木村昴さんは、父親がドイツ人、母親が日本人のハーフです。

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本名はスバル・サミュエル・バーチュ(Subaru Samuel Bartsch・日本名:木村昴)、1990年6月29日にドイツで生まれ7歳までドイツで過ごしていました。

日本に移住してから、日本語を覚えるようにと母親に『劇団日本児童』への入団をすすめられたのがきっかけで、2002年にミュージカル『アニー』に出演し芸能活動をスタートさせています。

そして590人もの応募者の中から選ばれて、『ドラえもん』のジャイアンこと剛田武役の声優の座を射止めたのが14歳の時でした。

このオーディションには高木渉さんも参加していたようです。

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ジャイアン役を逃した高木渉さんですが、田中亮一さんに代わって『先生』役に配役されています。

1987年から活動していた高木渉さんは、『ドラえもん』の前にも『GTO』の鬼塚英吉をはじめ数々の声優を務めている実力のある声優さんです。

名探偵コナンの少年探偵団の小嶋元太、警視庁捜査一課強行犯三係の日下部警部の部下の刑事・高木渉、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男も高木渉さんの代表する役です。

初代ジャイアン・たてかべ和也さん(当時70歳)からの交代が、声優未経験のわずか14歳という中学生の木村昴さんでした。
※たてかべ和也さんは2015年に80歳で永眠されています。

オーディションで決まったものの周囲から不安視され、とりあえず2ヶ月!というスタンスでスタートした木村昴ジャイアン。

ところがそんな心配をよそに順調に人気を集め、今では見事人生の半分以上をジャイアンとして過ごしている木村昴さんです。

17年以上も続けているってスゴイですよね。

現在は、おはキッズとして出演していた子供向け番組『おはスタ』(テレビ東京系)のMC、お昼の番組『ヒルナンデス』日本テレビ)の木曜日のレギュラーとしてトーク力を発揮してその存在感を大きくしている注目株です。

父はドイツ人でオペラ歌手で准教授!

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木村昴さんの父親・ヨズア・バルチュ(Josua Bartsch)さんは、ライプツィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ音楽大学を1991年に卒業後、歌手国家試験に合格しオペラ歌手となっています。

2022年現在は、武蔵野音楽大学の准教授で、基礎ドイツ語、ディクション(ドイツ語)、ドイツ語会話、発音法研究(ドイツ語)、発音法特別研究を担当しているようです。

NHKテレビ、ラジオのドイツ語講座に歌手として、また講師としても出演していたことがあります。

職歴
1984~1985年 ヴィッテンベルク市エルベ・エルスター劇場と契約、歌手・ダンサー・司会を務める。
1999年 中央大学非常勤講師(現在に至る)
2000年 早稲田大学非常勤講師(現在に至る)
2000年 武蔵野音楽大学非常勤講師
2000年 フライブルク大学客員講師
2002年 くらしき作陽音楽大学非常勤講師
2004年 武蔵野音楽大学専任講師
2006年 大阪音楽大学特任講師
2017年 武蔵野音楽大学准教授(現在に至る)
引用:武蔵野音楽大学HPより

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若い頃のヨズアさんは息子の昴さんよりシャープなイケメンだったんですね。

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オペラ歌手で准教授、小澤征爾さんとも一緒にツアーをまわったことがあるというお堅い音楽家の父親の元で育った木村昴さんがジャイアンと出会って180度方向転換してしまったのかと思ったのですが……。

オペラ歌手でありながら実はロックンローラーで、愛車はポルシェやハーレーダビッドソンという超豪快だったという父親・ヨズアさんはかなりの自由人だったようです。

そのDNAが話術に秀でた今の明るい木村昴さんを育てていたんですね。

母は日本人で声楽家!

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木村昴さんの母親・克美さんは声楽家でバロック音楽のソリストとして活動していたこともあり、父親・ヨズアさんとも音楽を通して知り合い惹かれ合っていたのでしょう。

日本に帰国後、ヨズアさんとは別居していたようで、母子家庭の生活だったと木村昴さんが『徹子の部屋』に出演した際語っていました。

その発言からか離婚したのではないかという噂もありますが、オペラ歌手でありながら豪快な自由人だったヨズアさんですから、仕事の関係もあり同居というスタイルは取っていなかっただけなのではないでしょうか。

母親・克美さんの器の大きさを感じます。

おばあちゃんは孫を溺愛している

2022年5月1日に90歳の誕生日を迎えたという木村昴さんの祖母・みやこさん。

木村昴さんの「昴」という名前は、谷村新司さんの名曲「昴」からつけられていて、みやこさんが命名しています。

そんなみやこさんに孫の昴さんがどういう人なのか聞いてみると……、

「素晴らしい」

の一言が返ってきていました。

ドイツで暮らしていた頃はみやこさんもドイツまで行っていたそうですが、ドイツでは孫の昴さんは日本語を話せなかったでしょうから淋しかったと思います。

日本に移り住んでからは、娘である克美さんと木村ファミリーの応援を惜しみなくしてきたみやこさん。

そんなみやこさんのことを、木村昴さんは「お母さん」と呼んでいるそうです。

ドイツにみやこさんが遊びに行った際、母親の克美さんがみやこさんのことを「お母さん」と呼んでいるのを聞いて、母親のことを「ママ」、祖母のことを「お母さん」と呼ぶようになったんだとか。

祖父は10年前に亡くなったそうなのですが、孫がジャイアンのオーディションに受かった時は大喜びして、「これでどこの銀行に行ってもお金をかしてくれるよ」と言っていたそうです。

日本での生活は母親の実家の援助を受けていたようなので、祖母も孫がかわいくて仕方なかったのでしょうね。

意外とハーフだと知られてなかった!

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木村昴さんというとクッキリとして日本人離れしたホリの深い顔立ちなのですが、ジャイアンというおおらかなイメージと普段から豪快な明るい人柄というイメージが大前提にありますよね。

そのイメージゆえに、どこにでもいる明るいホリの深い日本人と思われがちなのでしょう。

親しみやすいお笑い系というところもありますし、何より日本語を話している姿が当たり前ですから。

知ってた人はイケメンにしか見えてない!?

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この木村昴さんをみて誰が『ドラえもん』のジャイアンを連想することができるでしょう?

ハーフと知っていた人にとっては、ドイツ語・英語・日本語のトリリンガルで歌もうまいときたらとにかくカッコいいしかないでしょう。

身長も183cmありますからド迫力ですよね。

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NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では以仁王を演じていましたが、同時に相反する平家の大将・平知盛の声を声優として演じていたのも木村昴さんです。

同時期に一人二役的な感覚で別人格を演じ分けるという器用な一面も持ち合わせているようです。

2023年放送予定の大河ドラマ『どうする家康』では、槍もトークも一級品という渡辺守綱役をどう演じるのか楽しみです。

2年連続の大抜擢ですね。

声で魅せる

木村昴さん……。

ゾクゾクする歌声です。

しっとりとしたバラードも最高ですね。

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第13回声優アワード・歌唱賞を受賞した『ヒプノシスマイク』としてのラップ歌唱も最高です。

声優さんは声の演技で勝負していますから、台詞をしゃべるように歌う『ヒプノシスマイク』の楽曲は目をつぶって聞いているといろいろな世界がくるくると浮かんできます。

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