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近年、御朱印ブームとなっており「〇〇神社に行った」証明をするとして御朱印をいただく人が増えているようですね。そんなブームの中で一つの疑問が浮上しています。
「御朱印集めって危険なのですか?」
確かに、知らない人からすると、神社やお寺ってスピリチュアルがかかわっていて見えない何かがある気がしますが、実際に御朱印って危険なんでしょうか。
今回は御朱印が危険なのかを確認しました。
目次
御朱印集めは全然危険じゃない!
まず結論から言います。御朱印集めですが、スピリチュアルの観点かでは全然危険じゃないです。
「持っていると怒られる」とかそんな話は一切出てきません。
ネットの一部では、御朱印を持っているとどうのこうのとあるかと思いますが、御朱印の意味を理解すれば大丈夫なことがわかります。
そもそも御朱印とは何か
まず「御朱印」とはいったい何でしょうか。
これは「参拝の証明」や「御本尊・御祭神とのご縁の証」です。そう、御朱印とは証明書のことなのです。
すごい簡単にいうと「〇〇神社に行きました」という証明書のことですね^^
なので、お札やお守りのように特別に御祈祷などをして、仏様・神様の力を宿している!そういった類のものではありません。
逆に言うと、御朱印自体にお守りのようなご利益はないのです。
ただ、神社で頂く尊いものですから、扱いには十分に気を付けるべきです。
御朱印が危険と言われている理由
御朱印自体に、なにか霊的な危険性はありません。
では、なぜ御朱印が危険といわれるようになったのでしょうか。
調べたところ、これにつきましては昨今の御朱印ブームが関係していました。
理由①:ブームを終わらせるため!?
いきなりな理由ですね。御朱印が危険と言われる理由の一つに、御朱印ブームを終わらせるためというのがあります。
ブームとなっていると、当然御朱印をもらいに来る人が増えるわけですが、一部の人たちは目的が「御朱印」となってしまっているため、参拝せずに御朱印だけもらう場合があるそうです。
ですがもうお分かりの通り、御朱印は神社の参拝の証明です。
参拝せずに御朱印だけもらっても何にも意味がありません。神社参拝をする人が増えたのなら、氏子が増え信仰も増しますが、御朱印だけをもらって帰られたら、それは意味がありませんよね。
なので、そういった手段と目的をはき違える人たちを止めるために出てきた噂なのかもしれません。
理由②:遭難の危険性があるから
これはかなり現実的なお話です。ブームに乗っかって御朱印を集める人が出てきましたが、日本には山奥にある神社もたくさんあります。
そうなると、御朱印を求めて険しい山を登る人も出てきます。
ですが先ほども書いた通り、目的が御朱印となっているため、軽装で登山をしたり、天候が悪い日にも登山をしたりと、遭難する危険性があるため、それを示唆して危険と出てきているようです。
なので「御朱印 危険」とは、本当にスピリチュアル的な危険性ではなく、完全に物理的な危険性だったわけです。
理由③:都市伝説から!?
3つ目はありがちな理由ですね。御朱印を集めると不幸になる、といった都市伝説が一定する出回るために御朱印は危険である、という噂が出ます。
何度もいいますが、御朱印は神社参拝の証明です。御朱印自体には何もスピリチュアル的なことはありません。
ですが、ブームとは一部の人間をおかしくもさせます。
この御朱印を転売する輩も出てきます。そういった転売行為を止めてほしい願いから出回った噂かもしれません。
御朱印を頂くときの注意点
ここまでで御朱印集めが危険ではないことがわかりました。
実際に神社へ参拝し、そのときに御朱印を頂くこともあるかもしれませんよね。
なので、ここでは御朱印を頂くときの注意点を書いていきます。
その①:御朱印帳の準備をする
まず御朱印をいただくときは、御朱印帳なるものを用意します。御朱印を頂くための手帳のようなものです。
これ自体はネットで普通に手に入りますが、注意点として、ノートや普通の手帳に御朱印を書いていただくことはマナー違反のようです。
なので、手持ちのノートにチャチャっと書いてもらったり、ノートの切れ端に書いてもらう、といったことはしないでおきましょう。
その②:正しい方法で参拝してから頂く
御朱印を頂に行くのです。つまり神社へ参拝をしに行きます。
すると当然参拝も正しく行わなければいけません。正しく行うことでご利益にも預かれます。
正しい参拝方法についてはこちらの記事が正確ですので、参考にしてください。
その③:時間外は伺わない
これも普通に考えるとわかるのですが、どうしてもブームなどで目がくらむと人は当たり前のことがわからなくなるものです。
御朱印を頂くときは、当然境内にいる人に伺います。その人たちがいないときに行っても御朱印をもらうことはできませんよね。極端な話、夜中に侵入しても意味がありません^^;
目安としてはその神社の開門時間から閉門時間までにもらいましょう。
あと、スピリチュアル的なことをいうと、神社の本殿が閉まっているときは闇夜となり、魔や怪異が神社に近づいてくるので、本殿が開いているときに行ったほうがいいそうです。
その④:御朱印帳は開いて渡す
御朱印帳を準備し、正しい方法で参拝したあとは、ついに御朱印を頂きます。
頂く際は御朱印帳は開いて渡したほうがいいそうですね。
御朱印は書いていただくものなので、開いて渡せば丁寧ですし親切ですよね^^
その⑤:小銭を用意しておく
これは神社やお寺での考え方が出てきます。神社やお寺に納めるお金は「信仰によるもの」というのが大前提となります。
もちろん人間なので生きていくために商売という形はとります。ですが、大風呂敷を広げて「いらっしゃいませ!」とか、そんなことはしないため、こちらも配慮が必要になります。
あくまで、御朱印は「買う」のではなく「頂くもの」。頂く際も、神社なら「初穂料」、お寺なら「志納金」を「おいくら納めればよいですか?」と訪ねることで金額を教えていただけます。
その際に「お気持ちで(お志で)」と言われたら、300円〜500円ほどを納めてください。
なので、お札だとおつりが出てしまうので、なるべく小銭を用意しておきましょう。
その⑥:転売禁止!!
え~~~・・・、もう皆まで言う必要ないですね^^;
御朱印ブームだからといって、フリマアプリとかでその御朱印を横流しする人が出てきますが、頂いた御朱印を転売するのは言語道断です。
売るのはダメですが、当然買うのもダメです!
「行きたい神社が遠くて行けない。でもフリマなら売ってるし!」とかそういった軽い気持ちで買うのもダメです。
何度も書きますが、御朱印は参拝した証明書です。それは、あなたが参拝した証明なので、他人の証明書を持っていても何にも意味がありません。
簡単に言うと、他人がとった資格の合格証明書を、わざわざお金を払って満足しているようなものです。