【自分らしさを追求した】地獄楽の作者・賀来ゆうじが天才すぎる!その理由をプロ目線も含めて徹底解析した!

今回は、ジャンプ+で超人気の人気漫画「地獄楽」の作者である賀来ゆうじ先生についてです。

 

この先生もまた天才の一人でした!!!!

 

あの人と惹きつけるなんとも言えない魅力の「地獄楽」。そんな作品を世に出した賀来ゆうじさん。彼がどれだけ天才なのかをご覧ください。

地獄楽の作者・賀来ゆうじが天才すぎた!

 

「地獄楽」を読んで思ったことは、『ああ~~、この人、スゲ~~や』でした(笑)。

 

何が凄いのか、というと、私自身それなりに漫画を読んできているし、ほかの漫画家さんたちのこともちょっとば分析していたりします。そんな中で、「あっ、天才だな~」と世間でも言われる人たちの作品と、賀来先生の作品「地獄楽」が似ているからだったんですよね!!

 

これ、調べてから読むと本当によくわかります!賀来ゆうじ先生がいかに天才なのか!そしてタダでさえ面白い「地獄楽」が3倍面白くなります!

「地獄楽」のジャンルはダークファンタジー

 

ジャンルを調べるとダーク・ファンタジーとありますね。

ダークファンタジーだからウケるの!?

いえ、、、そうとは限りません

地獄楽が連載されたのが2018年の1月です。これは芥見下々先生の呪術廻戦と同じ時期です。芥見下々先生のときも触れましたが、2018年当時のジャンプのジャンルとして、ターク・ファンタジーはやっぱりメジャーではなかったんですよね。

 

それについては芥見下々先生の天才っぷりも見るとよくわかると思います。

そのジャンル作品が無いわけではないのですが、ダーク・ファンタジーを流行らせるのって、結構大変なんですよ。後でも書きますが、ものすごい量の知識を持って、その知識を表現しきる画力が必要になります。そしてそれをやり遂げるだけの胆力も

 

賀来先生は、それらを兼ねそろえて作品を仕上げたので、やっぱり天才なんですよね。

王道のバトル漫画!

 

「地獄楽」はバトル漫画です。

 

戦闘シーンは超絶に面白いです!!ですが、ただのバトル漫画ではありません

え!?なに!?!?

読んだらきっと、あなたは作中にのめり込んでしまいます

 

キャラクター、シナリオ、世界観・・・。どれか一つでも引っかかると、気づいたら「次の話はどうなるんだ!?」となります。←本当です

 

「地獄楽」では、魅力的なキャラクターが大勢出てきますが、忘れてはいけないのがジャンルです。この漫画は「ダーク・ファンタジー」。

 

主人公が罪人として出てきますからね。他のキャラも罪人だらけです。そんな中、罪人を監視する、いわば警察のような人たちが出てきます。

 

本来、これらは敵同士。なので共闘なんてしません。・・・でも・・・・地獄楽は一味違います。。。。なんと共闘します!!!!!どう共闘するかは実際にその目で確認してください。

 

何が言いたいか、というと、普通とは別のことをする、ということです。

なるほどねぇ~~~

こうやって文字にすると、結構当たり前っぽく聞こえますし簡単そうですが、これが全然そんなことなく。。。。。。ただ単に他の事をしても、それはただの「変な作品」で終わってしまいます。なので、普通とは別のことをして人を惹きつけないといけません

 

この漫画大国日本で、その人の惹きつけ方をやってのけたのが賀来ゆうじ先生です!!

生き死にの表現が神がかっている!

 

「地獄楽」は生き死にの表現が、本当に神がかっています!!

 

これが、天才たる所以でしょう!!

 

ダーク・ファンタジーという、ちょっと変わったジャンルを選び、王道のバトルをさせ、それをいかに読ませるか。。。その課題を、賀来先生は人の生き死にで表しています

 

地獄楽もそうですが、賀来先生の読み切り漫画「おもいで税関」なんて、まさにそれですよ!!!最後なんて、本当にゾクッとします。「え!?・・・・・」ってなりました。ストーリーの持っていき方もそうですし、なにより「税関」をテーマにした漫画なんて、普通なら書きませんよ(笑)

 

「呪術廻戦」の芥見下々先生は、「呪い」をテーマにして人を惹きつけていますが、賀来先生の場合は人の生き死にやそれに対する心情を書いて表現しています。。。人はこういう描写に食いつくんだ!ということをちゃんと実践し、そして結果を残すのが、やはり天才なんだと思います。

 

そして、それを成しえているのが、なんといってもシナリオですね。

シナリオが神すぎる!

 

はい、シナリオは本当に神がかっています!いや、、、、もはや神ですね!!!地獄楽は!!!!

 

読んでて、頭の中で「?」が次々と浮かんでくるんですよ。。。そして、その「?」は、訳が分からなくて気分が悪いマイナスの「?」ではないのです。

 

この後どうなるんだ!?の「?」です。。。え!?結局あのときのアイツは、なんなの??の「?」です。要するに、続きがめちゃくちゃ見たくなるんですよ!!!

 

もう、これってすごいじゃないですか!今のものがあふれる昨今、人を惹きつけ足を止めさせ虜にする、そんな魅力を絵とシナリオで体現する。そしてそれをやり切る知識と胆力。こういった観点から、総合的に賀来先生は天才なんだと思いました。

 

以上は私目線ですが、実はプロの方々の目線からも、賀来ゆうじ先生の天才っぷりがわかるのです!!

プロ目線からの「賀来ゆうじ」の評価も高い!

それでは、今度はプロの漫画家として実際に活躍されている方々からのご意見を見ていきます!

こちらもめちゃくちゃ面白いです!

1人目:藤本タツキ氏

 

賀来ゆうじ先生は、実は藤本タツキ先生のデビュー作「ファイアパンチ」のときに、アシスタントとして活動されています。面白かったですよ!!!対談記事!!!!

 

藤本タツキ先生も十二分に天才ですが、その天才からまた一人、天才が生まれたのです。藤本先生の天才具合はこちらでまとめたのであわせてどうぞ。

作風もなんとなく似ているなぁ、、、って感じがしますね。

 

そんな藤本先生が、地獄楽のキャラクターについてこんな意見を述べています。


引用:「地獄楽」×「チェーンソーマン」特別コラボ企画

主人公の考え方が作中で大きく変わっていくんですよ。何がきっかけで主人公が変わるのか、その変化の過程を面白く見せる、そして魅了させることができる賀来先生ですが、藤本先生曰く「一見普通だが、話を掘り下げると以上のものが好き」とのこと。

 

異常なものが好き!?う~~~ん。なんだ!それは!!と気になりますが、それはこの後の別の方の対談記事にて紹介しますね。

 

もう一つ、こちらもご覧ください!!!


引用:「地獄楽」×「チェーンソーマン」特別コラボ企画

藤本先生が、今の読者のクセを分析し、その特徴からどうしたらいいのかを述べていますね。

藤本タツキ

今の読者って物語の間に挟まれるキャラクターの背景とか、長い説明はあまり読まない

そしてその方法を、賀来ゆうじ先生がしっかりとできているのです。

 

天才藤本タツキの言っていることを漫画で表現できている、ということは、賀来ゆうじ先生も天才だとわかりますね。

2人目:三浦健太郎

 

さて、お次はこちらの方です。「ベルセルク」作者・三浦健太郎さんとの対談です。こちらでも賀来ゆうじ先生の天才たる所以がわかります。が、語りすぎるとめちゃくちゃ長くなるので端的に言います。

 

それはズバリ「情報量」です。

「情報量」????

そう!!!三浦先生との対談中、賀来先生がいろんな知識を出すのですが、その知識を幅広さが、もう超ハンパない!!

 

三浦先生と言えばダーク・ファンタジーの代表格「ベルセルク」です!あの漫画の画力から内容量から展開のさせ方から、、、もう、どこからそんなアイデアが来るの!?というくらいのものです。

 

その三浦先生との会話から、賀来先生の知識の量が垣間見えます。そして、その知識量と相まって、そういった情報収集能力の高さと広さもすごすぎます!


引用:賀来ゆうじ × 三浦健太郎 対談

ほんの一部ですが、その知識の量と行動力のすごさをお見せすると、こんな感じ。漫画に限らず、文学まで触れ、日本に限らず海外にも触れ、今だけにとどまらず昔の作品まで触れる。

 

こういったことができるのって、努力、というのでしょうが、努力を続けられる人って、それはもう努力の天才、ではないでしょうか。。。あの「地獄楽」という作品を作り上げる背景には、作者のこういった積み重ねがあるんだな、、、と改めて勉強になったりもしました。

 

あとはこういった情報をいかにして出していくか、ということでしょうね。そこについての葛藤もこの対談で賀来先生が語っています。


引用:賀来ゆうじ × 三浦健太郎 対談

「地獄楽」の前の作品はなんと打ち切りになったそうです。。。。。

 

あんな面白い漫画を描けるのに、ですよ。ただそこには賀来先生の葛藤もあり、まずは自分が楽しむ好きな方に思いっきり振ってみる、という解決方法を見出し、見事に「地獄楽」という大作を生み出したわけですね。

 

多くの人は、何か結果が出ないとき、その結果から次に活かす分析をせずに辞めてしまうケースが多いです。でも、賀来ゆうじ先生は、そこをしっかり向き合い分析しているのです。こういった修正能力の高さも、賀来ゆうじ先生が天才だということになるわけです。

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