記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
松山ケンイチさんは、NHK大河ドラマ『平清盛』の主演などで実績を重ね、日本を代表する俳優の一人になっていますね。
プライベートでは女優の小雪さんと結婚し、北海道に移住したことでも大きな話題となっています。
今回は、松山ケンイチさんの移住先について調べてみました。
目次
松山ケンイチの移住先は北海道森町!
松山ケンイチさんは2011年に女優の小雪さんと結婚し、現在は3人の子供の父親となっていますが、2018年に家族そろって東京を出て、自然豊かな地方に移住しました。
移住先については明かしていませんが、松山ケンイチさん一家が選んだのは、北海道南部にある『森町』が有力であると言われています。
北海道の森町は、観光名所として有名な函館にもほど近く、標高が1131mある駒ケ岳のふもとに位置する町で、豊かな大自然に囲まれているのが特徴です。
松山ケンイチさんの移住先が、なぜ森町だと考えられているのか、見ていきましょう。
根拠①:目撃情報が多数だから
移住先が森町である根拠の1つ目は、北海道での目撃情報がたくさんあるからです。
SNSでは、松山ケンイチさん一家が森町に住んでいるという話や、松山ケンイチさんが買い物をしていたという目撃情報、そしてお風呂で小雪さんに出会ったという情報まで見つかりました。
のどかな田舎町で、芸能人の目撃情報がたくさん発生することは通常ありえないので、デマではなく本当のことなんだろうと推察することができますね。
根拠②:子供の学校制度(区域外就学制度)
移住先が森町である根拠の2つ目は、森町には区域外就学制度があるため、子供の学校問題を解決しやすいからです。
森町に移住するとはいっても、松山ケンイチさんや小雪さんの仕事の中心は東京であるため、完全に移住してしまうと仕事に差し支えが出てきます。
そこで松山ケンイチさん一家は、半年間を東京で生活し、残りの半年を森町で暮らすという2拠点生活を選択をしました。
2拠点生活でネックになってくるのが、子供が通う学校の問題です。通常は、住民登録している市町村の小中学校以外には通学できないため、子供たちが東京と森町の学校に半年ずつ通うことは不可能となります。
こういった問題を解決するため導入されたのが『区域外就学制度』で、森町はこの制度を採用しているため、子供たちが森町にいる間は森町の小中学校へ通うことができますし、松山ケンイチさん一家が森町を選んだ理由のひとつだと言われていました。
根拠③:東京や青森へのアクセスの点
移住先が森町である根拠の3つ目は、空港が近くにあり、東京や青森へのアクセスが便利だからです。
森町から最寄りの函館空港まで1時間以内で行けますし、そこから東京までは1日10便の飛行機が飛んでいますので、仕事で上京する際にとても便利ですよね。
また松山ケンイチさんの故郷が、津軽海峡をはさんだ『青森県むつ市』にあるため、車を使えば約4時間で帰省できることも大きな要素です。
松山ケンイチさんにとっては理想的なアクセスだと言えますし、実際に函館空港での目撃情報もたくさん寄せられていました。
松山ケンイチが移住した理由!
次に、そもそも松山ケンイチさんが移住しようと考えたのは、どうしてなのでしょうか。
移住を決意した理由について、3つの観点から見ていきましょう。
理由①:子供の教育のため!
理由の1つ目は、子供の教育を考えて移住したというものです。
2016年に出演したトーク番組で、松山ケンイチさんは「子供たちには我慢をせずに、のびのび育ってほしい」という思いを語っていました。
東京の生活では、子供が走り回る音や騒がしい声などにも気を遣わなければならず、我慢を強いられることが多々ありますが、子供たちには広々とした大自然の中で、思う存分元気に育ってほしいという気持ちがあったようです。
また妻の小雪さんはかねてから『食育』に興味を持っており、自分で野菜を育てながら料理に活かし、野菜の切れ端を捨てずに肥料として再利用する取り組みを行う中で、子供たちにも大自然から学んでほしいという願いを持っていました。
小雪さんの考えには松山ケンイチさんも大賛成で、2人の想いが一致した結果、移住という決断に至ったことが伺えますね。
理由②:田舎暮らしが好きだから
理由の2つ目は、松山ケンイチさんがもともと田舎暮らしが好きだったからです。
松山ケンイチさんは青森県むつ市の出身で、幼いころから豊かな大自然に囲まれて育ってきました。
祖父母が農業を営んでいる関係で、週末には松山ケンイチさんも農作業を手伝うなど、田舎での暮らしが身についているため、役者として有名になった後も、将来的には田舎に戻りたいという思いがあったようですね。
小雪さんは神奈川県座間市の出身で、どちらかというと都会育ちと言えますが、無農薬野菜や食育に興味を持っていたこともあり、田舎暮らしへの抵抗はまったくなかったそうです。
理由③:役作りのため!
理由の3つ目は、松山ケンイチさんの俳優としての役作りのためです。
松山ケンイチさんは『カメレオン俳優』とも言われ、役柄に合わせて太ったりやせたりとビジュアルまで変化させ、ストイックな役作りをすることで知られてきました。
そんな松山ケンイチさんも、NHK大河ドラマ『平清盛』で主演したときに大きな壁にぶつかり、自分の役作りに限界を感じることがありました。
そんなとき、ドラマに出てきた『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』の流行歌の一節に衝撃を受け、目の前の仕事にいっぱいいっぱいになり、遊びごころを忘れてしまっている自分に気づき、このままではいけないと感じたそうです。
松山ケンイチさんは、もう一度自然に囲まれた環境に身を置くことで自分をリセットし、初心に帰って遊びごころを取り戻そうと、移住を決めたと言われています。
松山ケンイチの移住先での暮らしについて
最後に、松山ケンイチさんが移住先でどのような暮らしをしているのか、見ていきましょう。
松山ケンイチさん一家の家族構成としては、松山ケンイチ・小雪夫妻の他に、2012年生まれの長男、2013年生まれの長女、2015年生まれの次男がいます。
暮らし①:2拠点生活
松山ケンイチさん一家は、東京と北海道森町の2拠点で生活しています。
最初のころは、東京で半年、森町で半年というペースで生活していましたが、子供が大きくなるにつれ、半年ごとに学校が変わるのもたいへんになってきました。
子供たちは森町での暮らしや学校がすっかり気に入っていて、今では森町の方がメインとなり、松山ケンイチさんだけが仕事のペースに合わせて東京と森町の家を往復しているようです。
将来的に子供たちが成長すれば、東京で進学・就職したいと考えることがあるかもしれませんし、2拠点生活のメリットはまだまだありそうですね。
暮らし②:自家農園
松山ケンイチさんと小雪さんは自家農園を作り、畑の世話をして野菜や果物を育てています。
自家農園といっても、ビニールハウスを備えた本格的なもので、近所の農家の人たちに教えてもらいながら、自然栽培でスイカやトマトなどを育てているそうです。
松山ケンイチさんが俳優業で上京しているときは、小雪さんが代わりに世話をしており、採取した野菜や果物は食卓に並ぶだけでなく、ジュースやアイスクリームにも加工して味わっていて、大自然と共生した暮らしぶりが伝わってきますね。
暮らし③:狩猟
松山ケンイチさんは狩猟の免許を取得し、害獣駆除などに取り組んでいます。
狩猟免許を取った理由は、2014年ごろに出会ったハンターの男性から、シカが増えすぎたために農業被害が多発し、その被害金額が年間150億円以上にのぼることを聞いたからでした。
ハンターの男性は、害獣駆除をしつつ、駆除したシカの肉をジビエ料理としてふるまう取り組みを続けており、松山ケンイチさんも深い感銘を受けることになります。
このハンターとの出会いをきっかけにして、自然との共生に興味を持った松山ケンイチさんは、自ら狩猟の免許を取り、シカ狩りなどの害獣駆除作業に参加するようになりました。
暮らし④:自作ブランド「momiji」を立ち上げる
松山ケンイチさんは駆除したシカの皮などを革製品として有効活用するため、『momiji』というブランドを立ち上げました。
『momiji』の取り組みは小雪さんと共に行っており、シカの皮を加工し、帽子や靴、服などの革製品に仕上げて販売しています。
生き物の命と真剣に向き合い、今まで廃棄されるだけだったシカの皮を少しでも無駄にしたくないという、松山ケンイチさんの思いが伝わってくる取り組みですね。
松山ケンイチの移住に対する世間の声
松山ケンイチさん一家の移住については、世間からもさまざまな声が寄せられていました。
SNSからいくつかをピックアップして、見ていきましょう。
1つ目は、小雪さんをテレビで見た方からの投稿です。
子育てで体格が良くなったという小雪さんの言葉は、たしかにかっこいいし、たくましさを感じますね。
2つ目の投稿は、『あさイチ』で特集された小雪さんの移住生活を見た方からの感想ですね。
移住というと、都会の者があこがれだけで気軽に来てしまうという悪いイメージもありますが、小雪さんと松山ケンイチさんの取り組みは真剣そのもので、感心する気持ちもわかります。
3つ目は、松山ケンイチさん一家の生き方に、あこがれを感じている投稿です。
華やかな芸能界で活躍する一方で、田舎にしっかりと根をおろして生活している松山ケンイチさんと小雪さんからは、見習うべき点がたくさんありますね。