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かわいい女の子を描かせたらこの人!な先生の代表格の横槍メンゴ先生!いかにしてかわいい女の子を描くのか、などのメンゴ流マンガ術を様々な対談で話されていますが・・・見てて、ふと気づいたんですよ!!
「あれっ・・・!?メンゴ先生、天才じゃね???」「あれっ、仕事って、〇〇なのか!?」って!!
なので、メンゴ先生の天才っぷりと、仕事の悩みが秒で吹き飛んだ話をします!
横槍メンゴは天才だった話
まず、メンゴ先生は天才である。これはもう確定なので、異論とかそんなものは関係ありません。
理由は挙げればきりがないですが、とりあえず3つだけ挙げます。
- 商魂
- ジャンル選定
- ライフスタイル
これらを順番に説明し、仕事のストレスが激減したことも伝えます。
天才①:商魂逞しい!
まず、商魂とは「商売をますます繁盛させようとする気構え」のこと。
横槍メンゴ先生は漫画家です。ボランティアではありません。なので、売れないと文字通り死活問題になります。商売なので、売れてなんぼです。
つまり、漫画家で売れるためにどうするか考える、その気構えがハンパないんです!
例えば、こちらの対談でのメンゴ先生のお話。
引用:CINRA.NET
漫画のシーンで大なり小なりエロのシーンが出てきます。そんな中で、メンゴ先生の系統の絵柄でエロをガッツリと描く先生がいないようですね。
なので、メンゴ先生は”エロ要素”を使う場合は飛び道具としてえろ要素を使うそうです。
『まさか!?こんな絵の系統でそっちの絵も描くのか!?』と周りを驚かせるような、そんなこともできるということに!そういった、相手がいないからこそ、やっている人が少ないからこそやる!といった姿勢がまさに天才。
さっきも書きましたがメンゴ先生は漫画家です。
読まれてなんぼの仕事をしています。読者に「え!?この絵スゲ~~!!」と思わせないとなりません。そのためなら、エロだろうが何だろうが使う!そういう姿勢は見習いたいですね・・・・。生きるために一生懸命なんです!!
なにか、他の人がやっていないなら、それをやるだけで全然他より突き抜けられる、ってことでしょう。
周りと違うことをしてみる
私の例なら、仕事での返事とか。。。。
仕事の能力でいくと、私は中の下がいいところ。。。。本当に先輩たちや上司たちの仕事の能力の高さにいつも嫌気がさし、そこに追いつく努力とかを考えるだけで、果てしなさすぎてメンタルが病んだりもしました。
ただ、なぜか私の周りは、返事が暗い人が多いので、その人たちより返事を明るくするだけで印象が良くなったんですよね。返事くらいなら私だってできますし。別に大声を出すわけではなく、ただ明るく返事をするだけ。たったそれだけでした。
私の仕事の能力なんて、現場では中の下がいいところ。。。仕事能力だけなら、そのまま評価も中の下。。。。。でもそういった返事を他より良くするだけで、中の中くらいまでどうにか食い込んだ感触はあります。少なくとも印象は悪くないですよね。
あれ!?こんな簡単なことでいいの!?
と、実力不足で悩んでいたのが、メンゴ先生によって吹き飛んだ話でした。
天才②:ジャンル選定
漫画を描くとき、このジャンル選定が超重要なのは、読者でも知っているくらい、当たり前でかつ大事なことですね。横槍メンゴ先生は、そのジャンルの選び方が神がかっています。
メンゴ先生の作品を2つ、「レトルトパウチ」と「クズの本懐」を例に説明します。
レトルトパウチ
もうwikipedia見るとわかりますが、これがとんでも設定です!!
少子化が進んだから政府公認の学校で恋愛させて結婚させれば、少子化なんとかなるんじゃね???というもの。
この設定だけだと結構ありきたりな発想だったりするけど、なんとその主人公に童貞と処女を起用。さらに二人の自身の信念のために卒業まで清純でいられるよう奔走させる、という。。。。ね。
わかりますか???この設定のバグりっぷり!!!!
わかりづらいかもしれないですが、これ主人公たちは校則違反ですからね、設定上は。校則違反の生徒なので、俗にいう”不良”ですよ。だって、恋愛させて結婚までさせるための学校なんでしょう?そして、そこの生徒なんですから。
恋愛漫画で純潔を守らせる。。。横槍メンゴの設定が神がかった瞬間です!!
我々読者目線では、純潔を守らせるのは、普通のことです。
ですが、その普通が主人公たちを異常にさせる・・・・。“不良”なので、普通に生活させるだけで、”異常”、”特殊”を演出できる!!
超超超激戦区の恋愛漫画で、一風変わったストーリーを展開できるのです!!
そして「クズの本懐」。これとかもすごいですね!!
クズの本懐
シンプルにして天才
だと思いました。
同じ高校生に通う2人の主役、それぞれ付き合っている同士だが、実はそれぞれ別々の人が好き。そして2人の好きな人同士が付き合っている、というもの。
これだけだと、やっぱり変わり映えのないただの恋愛漫画設定です。。。ですが、この2人の主人公の好きな人は、その高校の先生です。
このシンプル設定で、この「クズの本懐」はアニメ化もされ、ドラマ化までされたんです。このシンプル設定を十二分に活かしきったメンゴ先生は天才なのです!!
恋愛漫画において高校生同士が付き合っている。これはありすぎます。生徒と先生同士が好き。これもよくあります。
でも、クズの本懐は、付き合っている同士が、利害の一致のみで付き合う、というもの。恋愛漫画なのに損得勘定むき出しで展開されます。そして生徒×先生の特有の背徳感を織り交ぜる。
もう、基本の恋愛から背徳要素MAXの恋愛まで、幅を自由に振り分けられる設定を作ったのが凄い!そして、その設定に負けずに活かしたのもさすがです!!
よくよく見ると、クズの本懐は、今までに出てきたジャンルの集合体なんですよね。。。高校生とか、学校とか、生徒と先生とか。。。でも、恋愛という激戦区に、今までとは違う、新しい風を創りだしたのですから、紛れもなく天才である証明でしょう。
ただ、これを創るには、既出のものをしっかりと把握していないと、ただただ被っただけの二次創作になってしまうんですよね・・・・。ちゃんと、どうしたらその設定が活きるのか。何が出回っていて、何がまだ出回っていないのか。
まさにマーケティングですね。そのジャンル選定に企業が大量の資金と投入しているわけですので、もし大企業の方とかでマーケティングに詰まっていたら、メンゴ先生にXとかでDMを送ってみてはいかがでしょうか。
天才③:ライフスタイル
あとはこれですね!!横槍メンゴ先生のライフスタイル!!
先生のXで見れたりしますが、まぁ~~~たのしそうなんですよ!!
基本、楽しそうなんですよ!・・・・・なんていうのか、ポジティブだけ、、、、というのもちょっと違うというか、ネガポジ両方あるし。なんか見てるこっちも楽しくなる、そんな感じの内容なんですよね。
で、その行動理由というか、行動理念的なものが過去の対談記事であったのでそれを見てください。
引用:CINRA.NET
『自分が好きなことじゃないと続けられない、自分が作ってて一番気持ちいいものが武器なる』
シンプルにして明解!!!!!
だから、Xとかも、本当に自分が楽しい!と思ってやっているんでしょうね。きっと。
なんか仕事とかだと、どうしても行き詰って、うだうだ考えてしまうこと、ありますよね。。。。この人よりいいものを出さなきゃ・・・・!!とか。なにか面白いツイートしなきゃ!!とか・・・・。でも、全然続かないですよね。。。
やっぱ、自分が作っていて一番気持ちいいもの、それが一番の武器になるんですって。。。。。
私も仕事で、同僚らに先を越されて焦るときがありますが、そんなときこそ落ち着いて様子を見るのも一つの手なのかなぁ、と思ったわけです。
先を進む同僚やら先輩らと、そのジャンルで勝負して果たして勝てるのか・・・。その会社にいるにしても、フリーとしてやっていくにしても、そのジャンルには必ずと言っていいほど、上には上がいます。
でも目線を変えることや、既存の組み合わせ如何では、ライバルが激減する新ジャンルを生み出し、その道を楽しんで突っ走ることだってできるんですよね!!
って考えたら、仕事で結構悩んでいたのに、そんな気持ちは吹き飛びました(笑)。何かを取り組むにしても、今までとは違う考え方で取り組んだりできるので、全然ストレスが減りましたよ。。。
いや~~~、メンゴ先生のおかげですね~~~~。面白い漫画を見て、その天才の考え方にも触れて。。。楽しんでメンタルが楽になるわけですから、こんなお得なことはないです。
一石二鳥とはまさにこのこと!!