超人気イケメン俳優の坂口憲二さん。その人気っぷりは説明不要です。しかし!!実は坂口憲二さんのお父さんもめちゃくちゃすごい人だったのです。
大卒。大手に就職。世界に通用する柔道家。プロレスラーを経て社長就任までしています。経歴だけでなく人柄まで優れているというスーパーマンなのです。
ということで、坂口憲二さんの父・坂口征二さんについて書いていきます。
坂口憲二の父・坂口征二の伝説をたどる
ということで、坂口征二の若い頃を確認しながら、その伝説っぷりを確認していきましょう!
最初は柔道家だった!
坂口憲二の父・坂口征二さんは、実は柔道家だったのです。少し調べるとプロレスラーとしての活躍が出てきますが、プロレスの世界に入る前は柔道をしていたのです。
しかも!!その実力は折り紙付きです!!
引用:Twitter
坂口征二さんは明治大学を卒業した後、旭化成工業に就職します。そして1965年に、なんと全日本柔道選手権で優勝を獲得!!そして同年、世界柔道選手権大会では銅メダルも獲得するほどの実力なのです。
つまり、めちゃくちゃ柔道が強いのです!!世界3位ですからね!!
「大卒⇒大手就職⇒柔道世界3位」というこの時点ですでにとんでもない経歴ですが、坂口征二さんはさらに躍進します。
【伝説の幕開け】柔道からプロレスへ
柔道で世界3位まで上り詰めた坂口征二さんですが、1968年のメキシコシティオリンピックで、柔道が実施されないことを知ります。
すると、坂口征二さんは柔道からプロレスへ、その足を進めるのです!
引用:Twitter
プロレス入り後、坂口征二さんはすぐにアメリカへ武者修行を敢行します!!その行動力には本当に目を見張るものがありますね!
そして遠くアメリカの地にて修行する坂口征二!!あの「プロレスの神様」ことカール・ゴッチ選手相手に時間切れの引き分けという快挙をするなど実力を発揮します!!
「ビッグ・サカ」「ジャイアント・サカ」「マイティ・サカ」「セイジ・サカ」などの様々なリングネームでプロレスでも活躍を重ねていき日本へ凱旋!プロレス界では、ジャイアント馬場やアントニオ猪木に次ぐスターとなったのです。
しかも!!!当時、付き人などの下積み経験をすることが当たり前だった中で、その下積み時代が無いということで、坂口征二はプロレス界ではとても珍しい存在でした。
プロレスラーから社長に就任!
「世界の荒鷲」というキャッチフレーズで活躍した坂口征二さん。日本を代表するプロレスラーとして活躍した後は、なんと親日プロレスの初代社長であるアントニオ猪木さんのあとを継いで、親日の2代目社長となるのです。
引用:Twitter
アントニオ猪木さんと言えば、それこそプロレスを知らない人でもその名を知っている超有名人ですね。当然、プロレス界への貢献度もはかり知れません。
そんな猪木さんが、1980年に自身のビジネス「アントン・ハイセル」に新日本プロレスの資金を投資します。
ブラジル政府をも巻き込んだ国際的な大プロジェクトでしたが、事業は失敗。多額の借金が残り、新日本プロレスの経営を圧迫することになるのです。
社長になっても負けない漢!
しかし、そこでも「世界の荒鷲」こと坂口征二さんは負けません!!社長に就任したなら当然経営や会計などの知識が必要ですよね!!
坂口征二さん自ら簿記を学び、自宅を抵当にまで入れて借金返済をしていきます。そしてなんと!新日本プロレスの抱えていた多額の負債を完済してしまいます!
引用:Twitter
現役のレスラー時代、坂口征二さんはアントニオ猪木さんに勝つことができませんでした。しかし!経営者としての手腕はどうやら坂口征二さんに軍配が上がったようですね!
ちなみに、経営の手腕だけが凄いのではなく、坂口征二さんはその人格も称賛されています。
引用:Twitter
日本で活躍した海外プロレスラーのスタン・ハンセンやアブドラ・ザ・ブッチャーからも、自伝内で「坂口は人間的にも優れている」と評価されるほどです。それほど、坂口征二さんの人柄はすごいのがわかります。
さらに、ジャイアント馬場さんやジャンボ鶴田さんが死去した際、真っ先に駆けつけ葬儀に参列したのも坂口征二さんなのです。それほど仁義に熱い漢なのです。
坂口征二さんが親日の借金を返済した後社長を退任されます。しかし、そのあと途端に新日本プロレスは暗黒期を迎えてしまうのです。つまり、坂口征二さんが経営されてたときに親日本プロレスが伸びていたことなるのです。
う~~~ん。なんとも、素晴らしすぎる方ですね!まさに文武両道を体現された方なのでした!!
まとめ
さて、いかがでしたか。柔道家として世界に通用する実力をもち、プロレスラーとして世界で活躍、その後社長として手腕を発揮し多額の借金を返済した坂口征二さん。
腕っぷしがよく、経営まで出来て、さらに人柄までいいのですから、もはや超人としか言いようがない感じですね。
坂口征二伝説の一部始終を書いたので、また何かありましたら情報を追記していきます。