記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
柳葉敏郎さんと織田裕二さんといえば、『踊る大捜査線』での室井管理官と青嶋刑事のコンビが印象に残っていますね。
役柄上では、ときに衝突しながらもお互いにリスペクトし合う関係性でしたが、実際の二人は仲が悪くて共演NGという噂がありました。
今回は、柳葉敏郎さんと織田裕二さんの仲がどういう状況なのか、共演NGは本当なのかについて調べてみました。
目次
柳葉敏郎と織田裕二は仲が悪くて共演NG!?
柳葉敏郎さんと織田裕二さんが共演NGだったという話は、本当のようです。
踊る大捜査線シリーズは、1997年1月の連続ドラマから始まり、数多くのスペシャルドラマや映画作品として15年間にわたって届けられ、人気を集めました。
初期の連続ドラマなどでは、絡みのシーンが多かった柳葉敏郎さんと織田裕二さんですが、その後の作品では徐々に共演するシーンが減っていった印象がありますね。
絡みが減った原因として、柳葉敏郎さんと織田裕二さんの不仲が挙げられ、スタッフ側が気を遣って2人の共演シーンを減らしたのでは?とも言われていました。
盟友とも言える青島刑事と室井管理官の関係性は、物語でも軸となる部分でしたので、2人の共演NGという思わぬ事態に、制作スタッフも苦心したでしょうね。
柳葉敏郎と織田裕二が不仲になった理由
不仲となった柳葉敏郎さんと織田裕二さんですが、なぜそこまで関係がこじれてしまったのでしょうか。
2人が不仲になった2つの理由について、順番に見ていきましょう。
理由①:織田裕二が演技に口出しするため!?
不仲になった理由の1つ目は、織田裕二さんが柳葉敏郎さんの演技に口出しをしたためです。
織田裕二さんはストイックな性格で知られていて、作品を良いものにするため、気がついたことすべてを口に出して指摘していました。
口出しは制作スタッフに対してだけでなく、共演する役者さんにも向けられており、柳葉敏郎さんの演技に対しても、思ったことをまっすぐにぶつけたそうです。
織田裕二さんとしては、柳葉敏郎さんの悪口を言うつもりはなく、作品を良くするため、素直に自分の意見を言ったんでしょうね。
とはいえ、後輩の役者にいきなり自分の役作りを否定されて、柳葉敏郎さんがカチンと来たのも無理はありません。
柳葉敏郎さんとしても、自分なりに役柄を解釈して現場に臨んでいる自負があり、演技への口出しをきっかけにして、織田裕二さんと距離を取るようになったそうです。
理由②:柳葉敏郎が織田裕二の悪評を言いふらした!?
不仲になった理由の2つ目は、柳葉敏郎さんが織田裕二さんの悪い評判を言いふらしたからでは?と言われています。
当時の織田裕二さんは腰を痛めていたため、『踊る大捜査線』の期間中も、腰痛の悪化を理由に撮影が中止になったり延期されることが何度かあったそうです。
撮影準備を進めていた制作スタッフや共演者たちも、織田裕二さんの体調の影響をもろに受けてしまい、スケジュールの調整などで混乱することがありました。
そのような状況の中、ひとつの噂が流れ始めました。柳葉敏郎さんが「現場に迷惑をかけるのは、役者として失格」と言いふらしているという噂です。
本当に柳葉敏郎さんがそんなことを言いふらしていたのか、真偽はわかりませんが、噂は織田裕二さんの耳にも入り、柳葉敏郎さんに対して悪い印象を持ってしまったようです。
柳葉敏郎さんと織田裕二さんの2人とも、プロフェッショナルとして間違ってはいませんし、プロ意識のぶつかり合いから、結果として不仲になってしまったのは残念ですね。
柳葉敏郎と織田裕二は今では和解している!?
不仲で共演NGとなってしまった柳葉敏郎さんと織田裕二さんですが、2012年にひとまず和解しています。
踊る大捜査線シリーズは、2012年公開の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で完結しました。
最後の撮影に際して柳葉敏郎さんが「最後なんだし、お互いに頑張ろう」と和解の手を差し伸べたため、織田裕二さんの方もようやく打ち解けて、握手したそうです。
また、柳葉敏郎さんと織田裕二さん初のツーショットインタビューも実現し、作品と同様に2人の関係性もハッピーエンドを迎えました。
その後、柳葉敏郎さんと織田裕二さんの共演は実現していませんが、最後の最後に和解ができて本当によかったと感じています。
柳葉敏郎と織田裕二の不仲に世間も気付いていた!
柳葉敏郎さんと織田裕二さんがどうやら不仲らしいということは、いつからか視聴者の方でも話題になっていました。
当時のSNSの中から、視聴者の声をいくつかピックアップして見てみましょう。
1つ目は、踊る大捜査線において、織田裕二さんと柳葉敏郎さんの共演シーンが少ないことに、違和感を覚えた方の投稿です。
重要な登場人物である2人が、同じシーンになかなか映らないのは確かに不自然ですし、できるだけそう感じさせないよう、制作スタッフも苦労したでしょうね。
2つ目は、柳葉敏郎さんが『朝日新聞』秋田版に寄稿した記事を読んでの感想です。
記事の中で柳葉敏郎さんは過去を振り返り、踊る大捜査線の連続ドラマ版2話で、織田裕二さんから演技について口出しをされ、ぷっちんと来たと告白していました。
連続ドラマ版の第2話のシーンということで、かなり早い段階から不仲になっていたんですね。
3つ目の投稿は、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』を見ての感想ですね。
柳葉敏郎さんと織田裕二さんが絡んでいるシーンがないことから、不仲説が頭をよぎっているようです。
2012年で完結した踊る大捜査線ですが、続編を期待する声もありますね。
同じ刑事ドラマとして『あぶない刑事』では、70歳を超えたタカ&ユージの名コンビも2023年に復活していますし、いつかまた2人が共演する姿も見てみたいものです。