大森南朋の母・小林桃枝は風月堂の「女王ダダ」!女手一つで育てた肝っ玉母ちゃんだった!

俳優の大森南朋さんといえば、最近ではドラマ『私の家政夫ナギサさん』でのナギサさんがハマり役となり、おじキュンブームを巻き起こしましたね。

 

家政夫のナギサさんでは、幼いころから『お母さんになりたい』という願望があった男性を演じていましたが、大森南朋さん自身のお母さんは、どんな方だったのでしょうか。

 

今回は大森南朋さんの母親である『小林桃枝』さんについて、調べてみました。

大森南朋の母は小林桃枝!

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大森南朋さんの母親は、芸能人ではなく一般の方で、小林桃枝さん(旧姓)といいます。

 

上の写真で、お子さんを抱いているのが小林桃枝さんで、右の男性が若かりし頃の大森南朋さんですね。

 

小林桃枝さんは、1960年代後半の新宿界隈では有名な人物で、多くの著名人から親しまれていました。

 

一般人にも関わらず、新宿で有名になるほど存在感があったのですから、すごい人だと言えますね。

風月堂の「女王ダダ」だった!

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大森南朋さんの母親・小林桃枝さんは、新宿の喫茶店『風月堂』で働いているときに、女王ダダと呼ばれていました。

 

『風月堂』は、1960年代に大流行した名曲喫茶(レコードから流れるクラシック音楽を聴きながら、コーヒーを味わう喫茶店)の草分け的存在で、若者文化の聖地とも言える場所ですね。

 

小林桃枝さんは風月堂で店員として働いていましたが、おシャレでカッコいいスタイルと人柄が人気となり、いつしか『風月堂の女王』そして『ダダ』と呼ばれるようになりました。

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ダダというと、ウルトラマンのダダ星人が真っ先に浮かびますが、小林桃枝さんがダダ星人に似ていたわけではありません。

 

小林桃枝さんは顔立ちのキレイな人で、女優か歌手に間違えられることもあったそうで、ダダの由来は別のところにありました。

「ダダ」の由来について

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小林桃枝さんの『ダダ』という愛称は、ダダイズムという芸術運動に由来しています。

 

ダダイズムは、第一次世界大戦中のヨーロッパやアメリカで起きていた芸術運動で、既成の秩序や常識を否定することを特徴としていました。

 

小林桃枝さんも常識にとらわれない独特なファッションや生き方をしていたため、『ダダ』と呼ばれるようになったようですね。

 

小林桃枝さんは、23歳のときに新宿でバーを開店しますが、店名に『ダダ』と命名しています。

 

また、40代の頃に経営していたインド雑貨店にも『ダダ』という名前をつけており、小林桃枝さんがダダという愛称を気に入っていたことがわかりますね。

父・麿赤兒との馴れ初めも「風月堂」!

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大森南朋さんの母・小林桃枝さんと、父・麿赤兒さんが出会ったのも、新宿の『風月堂』でした。

 

麿赤兒さんのお名前は、読むのがなかなか難しいのですが『まろ あかじ』と読み、顔を見れば、誰しも「ああ!あの人!」とわかるほど有名な俳優さんですね。

 

当時、舞台俳優をしていた麿赤兒さんは、風月堂に客として通っており、そこで店員の小林桃枝さんと運命的な出会いを果たしました。

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恋に落ちた小林桃枝さんと麿赤兒さんの2人は、1970年に結婚し、2人のお子さんが誕生します。長男が映画監督の大森立嗣さんで、次男が大森南朋さんですね。

 

若者文化の聖地である風月堂で出会った両親から、のちに映画監督と俳優になる2人の子どもが生まれて、作品という文化にそれぞれ向き合っている点は、なかなか興味深いところです。

幼い頃に離婚して女手一つで育てられた!

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2児の親となった小林桃枝さんと麿赤兒さんですが、子どもがまだ幼い時期に離婚しています。

 

このため、小林桃枝さんが女手一つで、大森南朋さんら息子2人を育てあげました。

 

麿赤兒さんは俳優の仕事の他に、舞踏家としても全国を回っていたため、ほとんど家にいなかったそうで、すれ違いの生活が離婚の原因になったのかもしれません。

 

裕福とは言えませんでしたが、母と息子で力を合わせて生計を立て、映画監督そして俳優という夢を叶えたのですから、本当に素敵な親子ですね。

大森南朋の母が風月堂の女王だと知ったときの世間の声!


引用:Instagram

大森南朋さんの母親が風月堂の女王だったことについては、2022年8月15日に放送されたNHKの番組『ファミリーヒストリー』で、一気に世間に知られることとなりました。

 

番組では、大森南朋さんの父母や先祖がどんな人生を歩んできたか、取材によって明らかにしていましたが、視聴者からは驚きの声が挙がっていましたね。

 

その中から、いくつかの声をご紹介します。

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1つ目は、小林桃枝さんのカッコいい生き方に、魅了された方の投稿ですね。

 

添付された画像からも、女王と呼ぶにふさわしい貫録とカッコよさが伝わってきます。

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2つ目の投稿は、当時の新宿界隈を思い出しながら、追憶にふける内容となっています。

 

ヒッピーとは、 既成の体制や価値観を否定し、変わった服装や奇抜な行動をとっていた若者たちを指す言葉で、ダダイズムと通じる部分もありますね。

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3つ目は、番組で出てきた小林桃枝さんの生きざまに、胸をうたれた方からの投稿です。

 

無責任なことは言わない人だったという小林桃枝さん。一瞬で視聴者をとりこにしてしまうほど、魅力にあふれた女性ですね。

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