元歌手・タレントの田代まさしさんは、2019年に覚醒剤を所持していたとして逮捕され、懲役2年6か月の判決を言い渡されました。
その後、2022年10月に刑期を満了したと伝えられていますので、現在の田代まさしさんが何をしているのか、調べてみました。
目次
田代まさしは現在刑期を満了して出所している！
引用：Instagram
元タレントの田代まさしさんは、2019年11月に覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕され、起訴されました。
翌年の2月には仙台地裁で公判が行われ、懲役2年6か月の判決を受けたものの、これを不服として控訴しましたが7月に実刑が確定しています。
そして月日が流れた2022年10月27日、田代まさしさんは2年6か月の刑期を終え、福島刑務所から出所しました。
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田代まさしさんは、出てきた福島刑務所前の歩道で動画を撮影し、インスタグラムに投稿しています。
その投稿の中では、『豆腐の四つ角を食べれば、刑務所に戻ってこない』という言い伝えがあるそうで、田代まさしさんはその場で絹豆腐の角を食べ、「ありがとうございます、がんばります」とのメッセージを残していました。
その後も、薬物依存の更生施設である『日本ダルク』に週1回のペースで通っていることや、絵を描くのが趣味であることを、得意のダジャレとともにインスタに投稿しています。
僕は絵を描くことが趣味で昔からずっと描いています。これから絵を色々載せていきたいと思いますがこれからどんな絵を描いたり投稿していくかは秘密のアッコさんです。
（引用元：田代まさし 公式インスタグラムより）
出所直後の動画では、笑顔も見せた田代まさしさんでしたが、豆腐を持つ手が大きく震えているなど、ちょっと心配になるところもありましたね。
再度薬物で逮捕される可能性は高い
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田代まさしさんは薬物の関係で過去に5回逮捕されています。
逮捕されるたびに謝罪・反省して更生を誓っていましたが、しばらくするとまた薬物に手を出してしまい、多くの人を裏切る結果となりました。
一度違法薬物に手を出してしまうと、薬物依存から抜け出すのは容易なことではなく、再度逮捕される事例が数多く見られています。
田代まさしの現在の活動内容について
引用：Instagram
それでは、出所した田代まさしさんが、これまでにどのような活動をしているのか。
その辺を少しさかのぼりながら見てみましょう。
2016年3月から音楽活動を再開
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田代まさしさんが芸能界入りしたのは、音楽グループ『シャネルズ』の一員としてデビューしたのが始まりで、音楽活動には思い入れを持っているようです。
薬物による服役を終えた2016年には音楽活動を再開し、『田代まさし』の名義でiTunes Storeから『リハビリマーシー（feat. D.O, 漢 a.k.a. GAMI, RYKEY）』を配信しました。
この楽曲ではミュージックビデオも作られ、制作に参加した『漢』が代表を務める『9SARI GROUP』のYouTube公式チャンネルでも公開されています。
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また2018年には、電撃ネットワークの南部さんの呼びかけにより『電撃クレイジーナイトスペシャルライブ！三五十五ゆかりの芸人達大集合』に参加して、亡くなった三五十五さんをしのぶライブステージに立ちました。
同じ年にはアイドルグループ『THE BANANA MONKEYS』のミュージックビデオにも出演しています。
タレントとしてだけでなく、田代まさしさんの原点である音楽の分野でも、一歩一歩着実に進んでいただけに、その後にまた逮捕されて関係者の努力を台無しにしてしまったのは残念でなりませんね。
2019年6月にYouTubeチャンネル開設
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田代まさしさんは、2019年6月に『ブラックマーシー』というYouTubeチャンネルを開設し、覚醒剤のことや刑務所での経験など、自身の半生と反省を語る動画をアップロードしていました。
2019年に逮捕される前日の11月5日まで動画を掲載していましたが、現在はチャンネル自体が非公開となっています。
日本ダルクを脱会していた！？
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田代まさしさんは、薬物による服役を終えた後の2015年頃から、薬物依存の更生施設である『日本ダルク』でスタッフとして働いていましたが、2018年にやめていたことがわかっています。
日本ダルクは、薬物依存からの回復をサポートする施設で、共同生活などを通じて社会復帰することを目指しています。
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薬物依存から回復するためには、これ以上ないほどの良い働き場所だと思うのですが、そこから離れてしまったのは失敗だったのではないでしょうか。
脱会理由は収入面が厳しいから！？
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田代まさしさんが日本ダルクで働くようになったのは、設立者である近藤恒夫さんから誘われたためで、仕事として電話相談や講演なども行っていました。
ただ、給料としてもらえた金額は月10数万円だったそうで、収入面で苦しかったことを、後に出演したトーク番組で明かしています。
その一方で、少しずつタレントとしてのオファーも増えてきて、番組出演などのギャラが入るようになったため、日本ダルクでの仕事からは遠ざかるようになり、やめてしまったのかもしれませんね。
脱会後に薬物で再逮捕
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田代まさしさんは2018年頃に日本ダルクをやめましたが、その後再び薬物に手を出してしまい、2019年に覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
収入面では厳しかったとしても、日本ダルクで働くことが、薬物に手を出すことへのストッパーになっていたのは間違いないので、そのまま働き続けていれば…と思ってしまいますね。
ちなみに2022年に服役を終えた後、田代まさしさんは今度はサポートを受ける側として、日本ダルクに週1回のペースで通っていることを明かしています。
家族とは「会っていない」とコメント
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田代まさしさんには妻と2人の子ども（息子、娘）がいましたが、2005年に離婚しており、会っていないことを2008年のインタビューで答えています。
息子さんの名前は田代タツヤさんで、ベーシストとして活動しており、2020年にはNHKのドキュメンタリー番組『ストーリーズ 事件の涙』に出演し、田代まさしの息子としての思いを語っていました。
娘さんは幼い頃にちょっとだけ芸能活動をしていましたが、現在は何をしているか不明です。
田代まさしさんには、会いたいという気持ちがあるようですが、薬物での逮捕を繰り返す父親を子どもたちがどう思っていたのか、また、世間から心ない言葉を投げつけられたのでは？と考えると、たまらなくなりますね。
田代まさしの復帰についての世間の声
引用元：Twitter
志村けんさんは田代まさしさんの恩人でもありますが、恩を仇で返した状態のまま、志村けんさんは亡くなってしまいましたね。ファンの方が怒るのも無理はありません。
引用元：Twitter
何度も田代まさしさんの逮捕のニュースを見たことで、怒りを通り越して、冷静に分析する境地に達しているツイートです。最後の「もう再犯しないでね」は、多くの人の願いでもありますね。
引用元：Twitter
田代まさしさんの逮捕については、怒りや、呆れ果てたという感情も通り過ぎて、もはや大喜利のネタにまでなっているようです。
TwitterなどのSNSを見ていると、田代まさしさんの復帰については否定的な意見が多く、薬物にまた手を出してしまうのでは？という危惧が消えないみたいですね。
何度も過ちを犯しているため仕方ないのですが、他の芸能人が薬物で逮捕されるたびに、田代まさしさんの名前がSNSのトレンドに上がってくるのは、少し気の毒な気がしました。
