メジャーリーグで大活躍していたイチローさんですが、スリムな体格もあって、身長がそんなに大きくないイメージもありますね。
大柄なメジャーリーガーの中にいても引けを取らないくらい、大きな体格を持っている大谷翔平選手とは対照的です。
実際のイチローさんはどれくらいの身長があるのか、いろいろな噂がありましたので、今回調べてみました。
目次
イチローの身長は180cmなのか！？
引用元：Google検索
イチローさんの身長について調べていくと、180cmという数字が出てきました。
Google検索したときに、一番上に大きな字で『180cm』と表示されますし、ウィキペディアにも身長は『5′ 11″ ＝約180.3 cm』と記載されていますね。
ただ、他の検索結果も見ていくと、所属していたシアトル・マリナーズなどのホームページには身長が175cmと書いてある話が出てきたり、イチローさん本人が177cmだと言っていたという噂もあり、情報が錯綜しているみたいです。
そこで、180cmではないという見方も検証しながら、イチローさんの身長が本当に180cmあるのか、順番に見ていきましょう！
175cmと出た理由について
引用：Google
まず始めに、シアトル・マリナーズやメジャーリーグの公式ホームページに、イチローさんの身長が175cmと書いてある件についてです。
確認したところ、ホームページには『5′ 9″』と記載されており、これは5フィート9インチを表しています。1フィートは30.48cmで、1インチは2.54cmであり、換算すると約175cmとなります。
日本で身長を表す際、メートルやセンチメートルという単位で記載しますが、アメリカではフィートやインチが一般的で、ちょっとややこしいですよね。
マリナーズの公式ホームページの数字が『5フィート9インチ（約175cm）』となっている理由については、日本側からの伝達ミスが影響しているのでは？と言われています。
考えられている伝達ミスの経緯は次のとおりで、確かに納得できる推論ですね。
日本側担当者
『身長：5.9』と書いておこう！
『身長：5′ 9″』っと！
アメリカ側担当者
日本では身長で小数点以下のケタも使うので『5.9』と伝えましたが、アメリカでそのような書き方はせず、単位も違うため、このようなすれ違いが起きてしまったのかもしれませんね。
イチロー本人が身長は177cmくらいと言っていた！？
引用元：Yahoo!知恵袋
正しい身長を知るには、イチローさん本人の証言が一番ということで、調べてみたところイチローさん本人が177cmか178cmだと言っていたという書き込みがありました。
ただこれについては、イチローさんがいつどんな場所で言ったのか、経緯が示されていませんでした。
イチローさんの身長が伸びていく過程で、177cmや178cmだった時期も当然あったと思いますが、いつの発言かがわからなければ、言った後に伸び続けた可能性もありますし、この書き込みだけで177cmと特定することは難しいですね。
世間もイチローの身長が180cmより低いことに薄々感づいていた！
引用元：Twitter
大谷翔平選手とイチローさんのツーショットですが、たしかにイチローさんの身長が180cmあるわりには、大谷選手との差が大きいように感じますね。
この写真の大谷選手は両足を開いていますが、足を閉じればさらに高くなりそうです。
引用元：Twitter
イチローさんが身長180cmあると聞いて、意外に感じる方も多いようです。
スリムであることも、そのイメージを強くしているのかもしれませんね。
引用元：Twitter
この方も、イチローさんの身長180cmには少し疑問を持っているようです。
実際に間近で会ってみると、意外に大きかったという場合と、小さかったという場合がありますね。イチローさんの場合は果たしてどちらでしょう？
イチローの身長を画像比較で検証する！
引用：Google
イチローさんの身長について正確な情報が出ていない状態ですよね。
公表されている数字だけでははっきりしないため、他の選手と画像で比較してみました。
そうすることで、イチローさんの身長を検証してみたいと思います。
比較①：松井秀喜(188cm)
引用元：Google検索
1人目は巨人からヤンキースへ移籍して、メジャーリーグで活躍した松井秀喜さんで、身長が188cmあります。
上の写真では、松井さんもイチローさんも歩いている途中で、直立した状態ではないのですが、松井さんの方が顔の長さの1/3くらい大きいように見えますね。
平均的な身長の男性の場合、顔の1/3というと8cmくらいありますし、平均身長をはるかに超える松井さんの場合はもっと顔の長さがありますので、イチローさんとの差は8cm以上ということになります。
松井さんの身長188cmから8cm以上を引いた数字がイチローさんの身長とすると、180cmを少し下回る感じになりますね。
比較②：大谷翔平(193cm)
引用元：Google検索
2人目は、エンゼルスで異次元の活躍をしている大谷翔平選手で、身長は193cmもあります。
上の写真や、前に紹介したTwitterのツーショット写真を見ると、大谷選手の顔の半分くらいの差がありそうですね。
また、直立に近いイチローさんに比べて、大谷選手は足を開いたり曲げたりしていることから、直立すると顔の半分よりも大きな差があるように思えます。
大谷選手の身長193cmとの差が、仮に13cm以上あるとすると、こちらも180cmを少し下回るくらいになりますね。
比較③：青木宣親(175cm)
引用元：Google検索
3人目は、メジャーリーグで活躍した後、日本のヤクルトスワローズに復帰した青木宣親選手で、身長は175cmになります。
青木選手と並ぶと、イチローさんも大きく見えますが、松井さんとイチローさんほどの大きな差はなく、5cmを少し超えるくらいと見るのが妥当ではないでしょうか。
プロ入団時の身長は173cmだった！？
引用元：Google検索
イチローさんは愛工大名電高3年の在学中に、ドラフト会議で4位指名を受けて、オリックスに入団しました。
入団したとき、イチローさんはまだ高校生だったわけですが、そのときの身長が173cmだったという噂も流れていました。
たしかに、愛工大名電高の当時の中村豪監督がインタビューで、「（イチローさんが高校に）入ってきた頃の身長は170センチだよ。」と述べており、高1のときは170cmで、高3で173cmまで伸びたという可能性もあります。
ただオリックス入団1年目の選手名鑑には180cmと書かれており、ドラフト指名された高3の秋からシーズンに入る4月までの短期間に、一気に7cmも伸びたとは考えにくい気もしますね。
引用元：Google検索
プロ入団時の身長が本当に173cmだったのか真偽はわかりませんが、高校に入ってからプロ野球で活躍するまでの間に10cm近く身長が伸びたのは間違いなさそうです。
